【執筆者山本真理先生よりメッセージ】

2002年よりハーブやアロマテラピーのサロン及びスクールをスタートし、多くのお客様や生徒さんの悩み、心身の不調にハーブや精油でともに取り組んできました。そんな経験の中で得られた気づきは、大切なことは「自分の心と体の声に耳を傾け、自己責任の覚悟で、自分に向き合うこと」ということでした。誰か（何か）に頼ったり、誰か（何か）のせいにしていることから卒業できた人は、表情も明るく、物事の判断も聡明で、いつも生き生きとしています。そしてそんなことが「ハーブを育てて使う」ということで訓練されることもわかりました。私がハーブの薬効よりも伝えたいことは、とにかく「育てて使ってみる」ということ。そこには育てた人にしかわからない楽しみと学び、気づきがあるのです。今回の本ではそこを伝えたくて出版社、ライター、写真家、デザイナーの方々のお力を借り、本を出版するということが実現しました。この本が一人でも多くの方の「育てて使う」きっかけになり、そこからの様々な楽しみ、学び、気づきを感じていただけたら幸いです。